包茎手術の種類

環状切開式

包茎の手術方法にも様々な種類があります。代表的なものを紹介します。
環状切開式は最も一般的な包茎の手術です。包茎の原因となる余分な包皮を切り取る手術です。 局所麻酔下で手術時間は40〜50分程度というのが一般的です。包皮小帯を切除せず、包皮内板も確実に残すために感度の低下が低いとされています。縫合部分でツートンカラーになってしまうのが欠点です。

亀頭直下式

亀頭直下埋没式ともいいます。勃起時のペニスの大きさに合わせてカリの下の余分な包皮を切り取ります。傷跡がカリの部分で隠れるために目立ちにくく、現在多くの美容外科で採用されている方法です。ただし、まれに手術後の出血があったり、抜糸の際に傷跡が開いたりすること、さらに勃起障害が起こる可能性があるなどのデメリットがあります。

亀頭下環状切開式

環状切開式と亀頭直下式のメリットを合わせ、デメリットを補い合うといわれる方法です。環状切開式の傷跡が目立つという欠点を、亀頭の環状溝から数ミリの部分で縫合することで克服。さらに性感面でも重要な包皮小帯を残すので亀頭直下式の短所となる勃起時のツッパリもありません。

根部切除式

包茎の根元部分で余った包皮を切り取る手術です。縫合がペニスの根元部分で行われるために、通常時、勃起時にかかわらず傷跡が陰毛に隠れて目立たない、亀頭から続く敏感な皮膚が傷つかないために性感の低下がないなどのメリットが指摘されます。ただし、手術後の腫れが2〜3ヶ月と長いこと、またペニスは根元の皮が伸びやすいために治療後にまた再発する可能性があるなどのデメリットもあります。さらに、真性包茎であったり、仮性包茎であっても包皮輪の狭かったり、極端に包皮が余っている場合には適応しません。

背面切除式

主に子どもの包茎やカントン包茎症状がある場合に用いられる方法です。包皮の狭くなっている部分の上側を少しだけ縦に切開し、剥けやすい状態にします。体への負担が小さく、傷の回復も早いといわれています。

複合曲線作図法

個々の包皮のあまり具合に合わせ、切除線を亀頭から3〜5mmの箇所に設定する切除法です。切除線が亀頭の傘に隠れるように、かつ包皮小帯を残すように曲線を作図し、施術します。

切らない手術

簡単にいうと、医療用生体接着剤であまった皮を根元にまとめてしまって、亀頭を露出させるというものです。「根元部固定法」ともいわれます。まったく痛みがないことは確かですが、半年も経つと接着力が低下し、再び包茎となる可能性があるというデメリットがあります。